瀬戸健滉動物病院の求人

院長からのメッセージ

患者さんからだけではなく、スタッフからも
「いちばん」と思ってもらえるような
動物病院を目指しています。

瀬戸健滉動物病院が考える「スタッフにとってもサイコーな動物病院」の条件は以下に挙げる5項目です。

3つの病院理念

条件その1
やりがい・充実感のある仕事を任され、
頑張った分だけ報われる環境であること
条件その2
給与・休暇などの雇用条件が充実し、
明文化されていること
条件その3
動物が大好きな気持ちを、そのままストレートに表に出しても大丈夫な環境であること
条件その4
スタッフの中に意地悪な人間が一人もいないこと
条件その5
院長が「ある程度の人間性」を有していること

「なんでこんなことを挙げているの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、現実はなかなかに厳しいのです。
上記の5項目は、院長である私自身が身をもって体験した「本当に必要な5つの条件」であると考えています。

動物病院であろうとも、良い職場環境を作ることに関しては一般企業となんら変わりなく、経営者である院長がいかにスタッフのことを考え、行動できるかに尽きると思います。

スタッフからも安心・信頼され、当院で働くことに喜び・誇りを持ってもらえるような、スタッフが友人からペット(家族)の相談をされたときに自信をもって当院を紹介してくれるような、そんな動物病院でありたいと思っています。

条件その1やりがい・充実感のある仕事を任され、頑張った分だけ報われる環境であること

「当院独自の院内セミナーや養成カリキュラムを通して、充分な知識・技術教育を受けて合格をしてから現場に出る」という方法を採用しているため、比較的短時間で高いレベルまで到達できるようにしています。

明文化されたカリキュラムにより「いつまでに、どのレベルまで出来るようになるのか」が分かるため、「自分は本当にできるようになっているのか?」という不安や「1年後には成長した自分になれるのだろうか?」という焦りを感じないように配慮しています。
経験年数に応じて、より高度な業務も行って頂きますので、常に向上心をもって仕事に取り組むことができます。

条件その2給与・休暇などの雇用条件が充実し、明文化されていること

「やりがいはあるけれども給料・休みが少ないんだよね」ではイケナイということで、「やりがいもあり、給料・休みもけっこう多いよね」となるように努力しています。「仕事の価値=給料」であるとは考えていませんが、「休みも少なく働いているのに給料も少なく、親から仕送りしてもらい何とか生活…」ではハッピーとは言えません。

(恥ずかしながら、獣医師という国家資格を持っていたにもかかわらず、私自身がそのような生活を余儀なくされていた暗い過去もございます・・・世間のイメージは存じ上げませんが、概して獣医師はびっくりするくらい薄給です。)

条件その3動物が大好きな気持ちを、そのままストレートに表に出しても大丈夫な環境であること

「???」な方もいらっしゃるかと思います。
俗に「(ごく一部のペットショップのお話しだとは思いますが)ペットショップは本当の動物好きには長く働けない職場だ」といわれますが、動物病院もごく一部ではそのようなことがいえるかと思います。

「不誠実」が横行する環境では、見るに耐えない現場に遭遇することも悲しいけれどあるかもしれません。
当院スタッフの働く姿をご覧いただければ、そのようなことは一切なく、③がしっかりと達成されていることが一目でお分かり頂けると思います。

条件その4スタッフの中に、意地悪な人間が一人もいないこと

とても大事なことですね。本当にこれは大事なことです。
「ヤなひと」がいると、他の条件がどんなに良くても全くの水の泡です。
当院に研修に来てくださる学生さんたちから「スタッフさんがみなさん本当にいいひとで、とても楽しく研修が出来ました」という最高の社交辞令(!)を頂戴しております。

患者さんからも「ここのスタッフはホント良いっ!」とお褒めのお言葉を頂戴することもしばしばです。
手前味噌になり大変恐縮ではございますが、今現在いるスタッフは本当に素晴らしいです。
いまこうしている間でも、窓を開けて大声で叫びたいほど素晴らしいスタッフ+が集まってくれています。

今後も胸を張って同じことが言えるような環境を維持できるかは、これを読んでいる「あなた」にかかっているかもしれません・・・「私は筋金入りのヤなやつだっ!」という方は、エントリーをご遠慮頂きますようお願い致します。

条件その5院長が「ある程度の人間性」を有していること

苦笑いしながらもスタッフ全員から首を縦に振ってもらえたので、多分大丈夫です・・・
「裸の王様」にならないように私自身は常に気を配り、スタッフにも至らない点があったら容赦なく注意してもらうようお願いしています。

ミーティングの時などは、提案した案件が棄却され、さらにダメ出しされるといった「俺は本当に院長なのだろうか?」と自問自答する状況に追い込まれることも少なくありません。
⑤が本当に達成されているかは、実際に「あなた自身」でご確認してください。

人・動物にやさしく

動物病院に限った話ではございませんが、「人を雇っている企業・会社」は「人を大切にする気持ち」を常に大事にしなければいけません。人は人から大事にされているという実感がなければ、人に優しくすることができないからです。獣医療に最も大切な「人・動物にやさしく」が出来ないスタッフは、動物病院のスタッフにはなり得ないのです。

そのような観点から見ていくと、「仲間」であるスタッフへの待遇がきちんとしていない動物病院が、きちんとした獣医療を提供することができるでしょうか?「そのようなことは決してない!」と私は声を大にして言いたいと思います。

私が開業を決意した理由の一つに、「動物病院で働く人の労働環境を改善し、動物病院で働けることに本当の喜びを感じてもらいたい」という強い気持ちがあったことをあえてここに記しておきます。

また、まだ社会に出たことのない「新卒の学生さん」を「社会に通用する一人前の社会人」にすることも大事な仕事であると考えています。先に社会に出た先輩として、「新社会人に敬意を払いつつ、時には厳しく指導し、どこに出しても恥ずかしくない人材に育て上げ、ともに社会に貢献する」ということも常に意識し行動しています。

スタッフが幸せになることは、患者さんが幸せになること

「スタッフが本当に幸せに働ける、自然と笑顔がこぼれるような動物病院」は、患者さんにとっても「不安な気持ちを吹き飛ばし、安心と温かい気持ちを感じさせてくれる動物病院」になりえるはずです。スタッフが幸せになることは、患者さんが幸せになることでもあり、またそれは院長である私の幸せでもあるのです。

日本全体を幸せにできるような、そんな大きな存在ではありませんが、まずは瀬戸健滉動物病院の患者さん・スタッフが幸せになれるような動物病院をつくる、これが大事な一歩であり、それが実感できるよう努力することが院長である私の使命であると考えています。

これから瀬戸健滉動物病院でともに働くことになるかもしれない「あなた」に、当院の思いをお伝えする機会を与えられたことを嬉しく思います。

瀬戸健滉動物病院 院長 増田真也