遭難時の迷子札は人間もペットさんもとっても大事!
登山には、遭難しても少なくとも1泊はビバーク出来る装備を担いで行っている『いんちょー』です。
雪山の装備ともなると、平気で20kgを超える装備になってしまうのですが、トレーニングだと思ってヒーハー言いながら登っています。
幸い、今までビバークセットのお世話になったことは一度もないのですが、万が一の事態に備えて万全の準備をもって臨むということは大事なことです。
山行時は「全てにおいて自己責任で行動する」という考えがあるのですが、何か不測の事態が起こった時であっても『全く言い訳が通用しない』、『自分以外にその状況を打開してくれる人間がいない』という自然の厳しさが、私はきっと好きなのでしょう。
『言い得て妙』の光り輝く宝剣岳

私はドMなのでしょうか?
いえ、ストイックと言ってください。
武尊山側から:その名に恥じぬ『剣ヶ峰山』を望む

「登山には常に万全の準備をもって臨み、不測の事態が起きても全て自己責任で対処いたしております」などと偉そうなことを言いましたが、しっかりと『jRO(ジロー)』という山岳遭難対策制度(いわゆる山岳保険のようなもの)に加入し、『ココヘリ』という遭難時に救助ヘリコプターにすぐに見つけてもらえる『会員制捜索ヘリサービス』にも加入しており、本当の本当の本当に命の危険がありそうな場合は、人様に助けていただこうという気満々の男でもあります。

「万全の準備を整えているから大丈夫だ!」と思っていても、それを遥かに上回る脅威を目の当たりにすることがある、それが災害というものだと、災害大国日本に住んでいる私たちは十分に認識していますよね。
さて、ペットさんも災害などの緊急時にはぐれてしまい、ある意味遭難してしまうことが十分に考えられます。ペットさんにも『ココセコム』などを利用して、私自身が利用している『ココヘリ』のように居場所が分かるサービスがありますので、このようなサービスを利用するのも一計かもしれませんが、首輪に付けておくなどしても脱落してしまう可能性も否定できません。
そんな災害時にも脱落してしまうことなく、身元の特定に大きく貢献してくれるであろう『アレ』について、これからご紹介させていただきます。
既にネタバレしている可能性が高いので、もったいぶらずに言ってしまいますと、『アレ』というのは『マイクロチップ』のことなのですが、5月中旬位からお問い合わせが急増したことが、今回のブログのネタにしようと思ったきっかけです。

「令和4年6月1日から犬猫のマイクロチップ装着義務化」
このような見出しをご覧になられた方がビックリして、マイクロチップのお問い合わせが急増したのだと思われますが、正しくは
「令和4年6月1日から『販売される』犬猫のマイクロチップ装着義務化」です。

あくまでブリーダーさんやペットショップさんなどで『販売される子に対しての義務』だということで、販売目的ではない譲り渡し(知人や保護団体さんからの譲渡など)や現在飼育している子に対しては『努力義務』となっております。
ちなみに努力義務とは、法律の条文で「~するよう努めなければならない」「~努めるものとする」と規定された義務のことで、努力義務規定に違反したとしても、刑事罰はもちろんのこと、行政罰(過料など)の制裁もありません。
ですので、令和4年6月1日以降もマイクロチップを装着していなかったとしても、法的な問題はなく今まで通りに生活できるわけですが、「万が一の遭難に備えて装着しておく」、という選択肢も検討してみる価値はあるのかもしれませんね。
マイクロチップ装着後の登録方法に関しては、改正動物愛護管理法施行前と施行後では異なりますので、当院でのマイクロチップ装着時にご説明させていただきます。
以上、『遭難時の迷子札は人間もペットさんもとっても大事!』というお話でした(=゚ω゚)ノ
次回は運動神経は良さそうにもかかわらず、運動に関してはストイックさのカケラもお見受けすることができない感じの、『Mis.HETARE』です( *´艸`)