若者言葉を考察する
『キモい』
この言葉が世の中に認知され始めたのは一体いつ頃のことだったでしょうか?
今でこそ、普通に使うこともありますし、さらに崩して『キメぇ』なんてワザとふざけて言ったりすることもちょいちょいありますが、『キモい』に初めて出くわした時は、話し手の表情や話の内容から推測して、「あぁ、気持ち悪いの略なんだな」と解釈した覚えがあります。つまりは、パッと瞬間的には理解できなかったということですね。
その頃に「会社の上司がキモいを『気持ちいい』の略だと勘違いして使っててマジキモい」、
なんて記事をどこかで読んで「まぁ、当然そういう勘違いもするよね」と感じたこともありました。
申し、遅れました、私、瀬戸、健滉、動物、病院、院長、の、『いんちょー』、で、あります。
…(なんで今頃になってまた急に真似したん?ガースーよりは、まだ少しマシだったからかな?)
さて今回、りりほからフリとして出されたお題は、『エモい』です。
『エモい…?』
ええ…、人生の諸先輩方のみなさん、分かりますよ。
私も当然、同じ気持ちです。
「エモいはさすがに意味わかめ」ですよね?
若者言葉がネイティブではない我々でも、『キモい』という基礎問題で解釈法の基本を学び、『ウザい』・『キショい』などの類題をこなしてきて、「長めの形容詞を短くして最後に『い』を付ければ良い」という公式を導き出してきたわけですが…
ここに来て、『エモい』っ!
今までの公式に当てはめられないっ!!
「くそなんでやねん!!!」なわけでございます。

りりほが何故、私を「エモいの意味を詳しく知っていそうな」と思ったのかは謎ですが、
当然のことながら「言葉自体は数回聞いたことがあるが、意味はいまいちよくわからん」状態だったので、インターネットのヤホーでググってみた結果を、これから皆さんにお伝えしたいと思います。
『エモい』とは、英語の『emotional=感傷的・情緒的』から派生した、『感動』を表現する言葉であるようです。

確かに『感動』と一言で言っても、色々な感情がありますよね。
大喜びのやった~~~!!という感動から、ヒトの優しさに触れ思わずジ~ンとくる感動や、悲しい映画のエンディングなどでモノ悲しさを覚える感動など…
『エモい』とは、なんとも言い表せない素敵な気持ちになったときに使う、主に若者の間で浸透している俗語(スラング)で、感情が揺さぶられたとき、予期せず感動したとき、とりわけ心地の良い懐かしさや良質なセンチメンタルに襲われたときに使うようです。

また上図の通り、かなり守備範囲の広い言葉であるようなので、極めて使い勝手の良い言葉であると同時に、頼り切ってしまうのはかなり危険な言葉であるとも感じました。
『頼り切ってしまうのはかなり危険』を代表する組織

と言うのも、私は以前、当院に就職希望でやってきた動物専門学校の、とある生徒さんに、ほぼ全ての会話を『ヤバい』の一言のみで片付けられた経験があるからなんです…
私「学校生活はどうですか?」
生徒「え~、ヤバ~い」
私「えっ、ヤバい?(どゆこと?)」
私「差し入れでケーキをいただいたので、いかがですか?」
生徒「ヤバ~い!」
私「…(たぶん悪いって意味じゃないんだよな?)。じゃあ、どうぞ」
生徒「(一口食べて)ヤバ~い!」
私「…(これはどっちの意味なんだ~~~?)」
残念ながら、就職はごめんなさい、させていただきました…
だって、ヤバいしか発言出来ない奴って、マジでくそヤバくて普通に無理ゲーですよね?
不適切な発言、大変失礼いたしましたm(_ _)m
今後とも、りりほに限らず他のスタッフも全員が、適切な場面でのみ『エモい』を使える人材でいられるよう、瀬戸健滉動物病院では日本語の使用についても厳しく指導をしていく所存でございます。いやむしろ、可能であれば『エモい』を使わずとも、自分の今の感情を的確に表現できる語彙力を身に着けさせられたらな、と思っております。
ってゆーか、りりほ以外は誰も『エモい』、使ってませんw
ってゆーか、りりほも普段は『エモい』も含めて、若者言葉、全然使ってませんww
ってゆーか、りりほっ、久々のブログだからって背伸び(?)すなやっwww
(「いや、背伸びしたの、いんちょー、お前やんけ…」というお言葉が聞こえてきそうです)
さて、お次は、瀬戸健滉動物病院の内部委員会である『日本語の乱れを憂う会』、会長代理補佐代行席付の、あのしとです。