連日ニュースで『猛暑』『猛暑』と言われていますが、ペットさんにとっても厳しい夏となっているようです( ̄◇ ̄;)
当院でもこの夏すでに、3件も熱中症の子が運びこまれました。
・ペットさんがクーラーが好きではなく、扇風機だけつけていた
・畑仕事に一緒に連れて行って炎天下で走りまわっていた
・一瞬の買い物のつもりが、お友達と会ってついつい・・・
ペットさんは人間のように『汗』をかくことができませんから、呼吸をすることで熱を逃がさなければいけません。
冷たい空気を吸えれば、熱もたくさん逃がすことができますが、この時期は吸う空気も熱いですからね。
それでも何とかしようと『(*´Д`)ハァハァ』していると、呼吸をするために筋肉を動かしているので、
さらに体に熱がこもるという悪循環を招くことになりかねません。
『呼吸時にガーガー言っている短頭種のワンちゃん(ブルドッグやパグさん)』
『ホワホワ・モコモコの毛が長い子』
『肥満気味の子』
は特に熱中症になりやすいですから、充分に気を付けてあげてください(・ω・)ノ
扇風機をつけておけば大丈夫かな?
少しのお留守番だから大丈夫かな?
買い物中、車で少しだけ待っててね!
そんなお考えは禁物ですよ!
幸い、当院に運ばれたペットさんたちは大事に至りませんでしたが、あと数十分発見が遅れたら・・・
という状況の子もいました(@_@;)
人も気づかないうちに熱中症になってしまうので、しゃべれないペットさんは尚更注意が必要ですね(´・ω・)
また、海やキャンプに連れて行った時など、出先で熱中症と思われる症状が見られた場合の応急処置としては、
『水をかけて冷やす』
これに尽きます。
「より冷たいほうが良いだろう」と氷水に入れたりかけたりするのは、
体表面の血管が縮こまってしまい熱の逃げるのが遅くなり逆効果です。
通常の水道水でいいですから、しばらく「ジャージャー」かけてあげてください。
心臓や呼吸器に問題がなければ、意識がある子の場合は、30分以内に呼吸も落ち着いてきてくれると思いますが、
熱中症状態が長く続き、意識が朦朧としている子は、脳などにダメージを受けている可能性がありますので、
なるべく近くの動物病院に急患の可能性があることを電話してから、すぐに受診されることをおすすめ致します(; ・`д・´)
それでは、熱中症への注意も必要ですが、皆さんも夏バテなどされぬよう、残りの“SUMMER”を楽しんでくださいね!