成長日記

どーも、若旦那です。

今年はまだ山らしい山には入っておらずステイホームでおうち時間とやらが増えました。

そんなおうち時間を充実させるために、何か育ててみようと思い、やってみました。

 

ジャーン!

我が家のトマトです。

残念ながら犬でも猫でもありません。

実はこれ、今年の誕生日会ではまっぴからプレゼントとしてもらった植物栽培キット。

ペットボトルに水を入れてLEDライトを当てるだけで植物が生長していくみたいです。

 

種を蒔いて0日目

 

7日目 芽が出てきました。この頃は生長著しく、ほんの1時間経っただけで芽が伸びているのがわかるほどでした。

 

17日目 双葉が出てきました。

 

30日目 本葉もグングン伸びてきました。

 

植物は水をあげるだけで生長できるなんて不思議ですね。

植物の素晴らしさを改めて感じました。

ここで終わると小1のアサガオの観察日記になってしまうので、32歳のトマト日記をもう少し続けます

 

このキットのメインとして入っていたのはLEDライト

 

パッケージには650nmと書いてありますが、おそらくLEDから出る光の波長のことでしょう。

光の波長というものは短いもの長いもの様々あり、一般的に光と呼ばれるのは人の目で見える『可視光線』というもので380~780nmだそうです。

可視光より波長が短いのが紫外線(10~380nm)、波長が長いのが赤外線(780~1000nm)と呼ばれます。

調べてみると650nm付近の波長は植物の光合成を活発にすることで生長を促すみたいです。

波長によって生体や物体に対する作用は様々で、動物の場合は830nm付近の波長によりミトコンドリアを活性化させることが分かっています。

ミトコンドリア…?

耳にしたのは中学校の理科の授業以来という方もいらっしゃるかもしれません。

ミトコンドリアというのは細胞内小器官の一つで、様々な活動のエネルギー源となるATPという物質を大量に合成・供給し、代謝や免疫などに大きく関わっています。

いわば『細胞の発電所』で、我々の体にはなくてはならないものなのです。

そんなミトコンドリアを活性化させることにより細胞レベルで代謝を向上させるマシーンがあるのです。

それは…当院でも導入している半導体レーザーシステム『DVL-10

 

このマシーンが出すレーザー光の波長は808nm±10nmで、ミトコンドリアを活性化させる効果以外にも

・痛みを伝える知覚神経や血管の収縮や筋肉の緊張を起こす交感神経の興奮を抑制することによる末梢循環障害や筋肉・筋膜組織の酸欠状態の緩和

・発痛物質であるブラジキニンなどが放出されても、中枢神経を刺激しβエンドルフィンやカテコールアミンといった除痛物質を放出させることによる痛みの緩和

が期待できます。

また半導体レーザーの光は生体組織を透過しやすい特徴があり、組織表面だけではなく組織内部にも効果をもたらすことができます。

このような治療は低反応レベルレーザー治療(Low reactive level laser therapy : LLLT)と呼ばれています。

獣医療では、

・椎間板ヘルニアや関節炎などによる痛みの緩和

・創傷治癒の促進

・歯肉炎・歯周病・口内炎の治療

などに適応されます。

先週のおっくーのブログに登場した茶麿ノ介ちゃんの尻尾の傷は湿潤療法だけで治りましたが、湿潤療法だけでは治癒が緩やかなケースはレーザー治療を併用することもあります。

 

さらにこのマシーンはレーザー光を熱エネルギーに変換することも可能で、

・手術における切開・止血

・完全に切除することができない腫瘍の容積を小さくする腫瘍内凝固術

・歯石除去後の歯周ポケット内の殺菌や歯肉の引き締め効果

・体表にできた腫瘤(できもの)の蒸散

などにも応用できます。

1台で何役もこなすオールマイティーなヤツなのです。

私が前回紹介したオートクレーブよりは皆様の前に登場する機会があるかもしれません。以後お見知りおきをお願いいたします。

 

ちなみにミトコンドリアですが、現在は私たちの細胞内に存在していますが、大昔にはバクテリアという形で存在し、ひょんなことから細胞内に侵入して今では共生しているという風に考えられています。

生物って不思議ですね。

 

来週はまんもすです。お楽しみに。