意外と知らない?!うさぎさんの盲腸便の大切さ
こんにちは!むねっち先輩のブログで、飲み物は白湯派と紹介されたたねっしーです!
朝起きて白湯、お昼休憩で白湯、帰宅後に白湯、寝る前に白湯… 朝から晩まで白湯を飲んでいる私です!
ただ、一番好きな飲み物は「コカ・コーラ」なんですけどねっ(*^^*)
さて、我がせとけんでは
犬・猫のほかに、フェレット・ウサギ・モルモット・ハムスターの診療も行なっていますが、
今回はその中でも、うさぎさんについて
少しお話しさせて頂こうと思います!
うさぎさんは他の動物と違って、2種類のウンチをすることをご存知ですか?
あ!!ちなみにここからはウンチのお話になりますので、
お食事中の方は静かにブログを閉じてください(笑)
では話を戻しまして、
うさぎさんは普通のウンチとは別でもう一つ
「盲腸便」というウンチをします。

盲腸便は、飼い主さんが日頃見ているパチンコ玉の様な
コロコロのウンチとは違い、柔らかくて粘液に包まれたブドウの房状のウンチです。
この盲腸便には、うさぎさんが生きていくために
必要な栄養素が詰まっています!
そのため、うさぎさんはこの盲腸便を食べて、
それに含まれる栄養素を吸収しているのです。
うさぎさんを飼っていない方からすると、ウンチを食べるなんて…!と思われるかもしれません。
なぜそんなことをするのか?
うさぎさんは草食動物のため主なごはんは草ですが、草は消化が難しく栄養価も高くありません。 そんな草からしっかりと栄養を吸収できるように、草食動物は体内に様々な仕組みが備わっています。
うさぎさんの場合は、腸内細菌に力を借りるという方法です!
と、そんな簡単に言われてもさっぱりわからん!
という方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明いたします!

どういう流れかというと、まず食べた物が食道を通って胃に入り、小腸へ送られ、 そこで繊維質以外の主な栄養が吸収されます。
流れてきた繊維質は、正円小嚢(しょうえんしょうのう)と呼ばれる器管で分離され、大腸へ送られるの ですが、粗い繊維質と細かい繊維質で行き先が分かれます。

粗い繊維質は結腸へ、細かい繊維質は盲腸へ行きます。
結腸では、送られてきた繊維質をさらに分解します。
分解された中の粗い繊維質は、結腸・直腸を通り通常のコロコロしたウンチとして排出され、 残った細かい繊維質は消化管を逆走して、盲腸へと戻ります。
盲腸で細菌に栄養分を分解させて、よりスムーズに吸収できるようにするのです。
しかし、盲腸は小腸ほど吸収能力に優れないため、作られた栄養は吸収される前に ほとんどがウンチとして出てしまいます。このときに出るウンチが「盲腸便」というわけです!
そのため盲腸便は、とても栄養価が高いものと言えます。
その盲腸便を食べることにより栄養をしっかり吸収しているということですね。
つまり、うさぎさんの食糞はとっても大切な行為なのです!
食べる時は、直接肛門に口をつけて
噛まずに飲み込んでいることが多いため
飼い主さんも実際に食べている姿を見ることは
ほとんどないかと思います。

そして、実はうさぎさんがする
ウンチの半分以上は盲腸便と言われています!
盲腸便には腸内の有益な微生物やタンパク質、ビタミンB群、ビタミンKが大量に含まれています。
腸内細菌のバランスが崩れると、盲腸で異常発酵が起きるなどさまざまなトラブルが発生します。
健康な盲腸便が食べられないと、うさぎさんは栄養不足となり、免疫力が低下してしまいます。 それだけでなく、最悪の場合は命を落としてしまう事もあるのです・・・。
ペレットなどタンパク質の多い食生活を送っているうさぎさんは盲腸便をよく残してしまうようです。
そのため、盲腸便を残してしまうようなことがあれば
与えている食事を見直すことも必要です!
うさぎさんはポーカーフェイスな生き物と言われているだけあって体調不良が表情にでません。
些細な変化も見逃さないように
毎日のふれあいを大切にしたいですね♪
ではでは、お次ははまっぴです!