少しだけマジメな話

どーも、若旦那です。

「シャバーニ」と呼ばれて素直に喜んでいいのかわかりません。

2019年の一発目のブログで肉体改造をすると誓いましたが、筋トレらしい筋トレはできずに2年が経ちました。

元々太りやすい体質なのですが、学生時代はよく食べよく動いて体型をキープできていました。

「スムージー? 糖質制限? そんなん運動してダイエットしたらええやん!」と吠えていた私は現在、スナック菓子の代わりにスルメをかじり、夕飯のメインディッシュの前に刺身コンニャクを食べています。

しかし空腹を満たすために食べていたスルメは、いつしか食べること自体が目的になり、結局カロリーオーバー。

唯一鍛えられたのはアゴの筋肉でしょうか。

シャバーニのような筋骨隆々な肉体には程遠く、実際はアシカのようなヌルっとした体型をしています。

 

 

でも今の体型はまだマシな方で、一番太っていた時は今より8kgも重かったのです。

それは7年前の大学卒業前に実施される獣医師国家試験勉強中のこと。

たった2ヶ月半でしたが毎日朝8時から深夜2時まで食事とトイレ以外は席を立たないという生活していた時でした。

獣医師国家試験は難しい試験ではないのですが出題の対象となる動物種が多く、覚えることがたくさんありました。

どんな動物について出題されるかと言いますと…

 

当然のことながら、犬や猫などの愛玩動物や牛や豚などの家畜については出題されます。

 

それ以外には…

 

魚についても

 

H29年度実地試験問題(D)

10 ニジマスの伝染性造血器壊死症で認められる病態として適切なのはどれか。

a 体側の V 字状の出血

b 鰓弁の棍棒化

c 胃の著しい拡張

d 腎臓の白色結節

e 狂奔遊泳行動

   1.a, b   2.a, e   3.b, c   4.c, d   5.d, e

(正解は2)

東海地方では有名な岐阜県の「モネの池」に行った時も、池の美しさよりも泳いでいるコイに異常が無いかを見てしまいます。

 

 

 

クルマエビについても

 

H29年度学説試験問題(B)

78 1993 年に中国産クルマエビ種苗を導入したことにより西日本にまん延した疾患はどれか。

1.イクチオホヌス症

2.急性ウイルス血症(ホワイトスポット病)

3.リンホシスチス病

4.ビバギナ症

5.ウイルス性神経壊死症

(正解は2)

去年10月に沖縄で養殖されていたバナメイエビの急性肝膵臓壊死症が国内で初確認されて話題になりました。

 

 

ミツバチについても

 

R1年度学説試験問題(B)

37 みつばちの衛生管理として正しいのはどれか。

1.都道府県を越えた移出には都道府県知事の許可が必要である。

2.海外からの輸入で検疫対象になっていない。

3.腐蛆病の発生時には薬剤により殺処分する。

4.我が国で抗菌薬の予防的投与は禁止されている。

5.ノゼマ病は OIE のリスト疾病として国際的な監視対象になっている。

(正解は1)

 ミツバチも家畜として扱われます。

 

こんな感じで意外にも?幅広く出題されます。

動物なら何でも出題されるわけではありませんが、獣医師になるにはエビやハチについても勉強しなければならないとは思ってもいませんでした。

ただこれらの動物については授業で触れるので試験対策ができますが、授業で触れない動物についても出題されることがあります。

 

私が受験した年に出題されたのがこれ。

 

H26年度学説試験問題(B)

問40 だちょうに関する記述として正しいのはどれか。

a 「家畜伝染病予防法」により検疫の対象とされている。

b 一般的な脚奇形は飛節症と脚のねじれの 2 つである。

c ウイルス性腸炎による下痢が多い。

d 肉は白身主体で高カロリーである。

e アフリカンブラック種では年間 200 個の産卵がある。

 

1.a, b   2.a, e   3.b, c   4.c, d   5.d, e

(正解は1)

大学6年間でダチョウについて詳しく触れる授業が皆無で、過去問や模擬試験にも全く出ることがなかったので、この問題が出てきた時は受験会場が少々ざわついたのを覚えています。

 

しかし、

 

a⇒ギリギリ知ってる

b⇒知らん。「飛節症」も「脚のねじれ」も初めて聞いた

c⇒全然知らん

d⇒知らんけど、たぶん低カロリー

e⇒年200個はさすがに多い気がするし「アフリカンブラック種」って何?

 

と言う感じで選べば1.a, bが残ると言う形になります。

全ての選択肢に対しての知識が無くても、ある程度は解ける問題も多いです。

獣医師国家試験は6割正答できれば誰でも合格という試験で、高校や大学の入学試験のように他の受験生と1点2点を争う試験ではありません。

なので合格率も毎年80~90%で推移しています。

しかし逆に「10人中9人が合格する試験に落ちたらどうしよう」という独特な緊張感はあります。

 

今年の獣医師国家試験は予定通り実施されたようですが、今年は大学入試の方では例年と大きく変わりましたね。

センター試験が共通テストに変わったり、コロナ対策のため試験科目が変更になったり、試験自体が急遽中止されたり…

受験生の方は、日々状況が変わる中、集中力を維持するのはなかなか大変かと思います。

すでに合格が決まった人も多いかと思いますが、合格発表前でソワソワしている人、次の試験に向けて勉強中の人もいるでしょう。

 

どうか最後まで頑張ってください。

 

次回はシャバーニよりも肉体派?

まんもすです。お楽しみに。