実りの秋ですが

どーも若旦那です。

おもしろ話をしてくれると紹介されましたが、残念ながらそんな技量も自信も持ち合わせておりません。

今回はゾッとした話です。

いや、ゾッともしないかもしれませんが少なくともおもしろ話ではないです。

みなさん、夜中の寝ている間にトイレに行きますか?

誰も得しない情報をお伝えすると、私は夜中に最低1回はトイレに行きます。

9月のある深夜のことです。

暑さから目を覚ましたついでに、いつものようにトイレに向かいました。

電気を点けないままリビングを横切った時に右足の裏でブチッと何かがはじけました。

うわ、何か踏んでしまったわ。

ブドウかな?

コロロかな?

でも、近所の農園からブドウを買ってきてパーティを開いたのは数日前のことやし…

数日間も我が家のメインストリートにブドウが転がっているはずもないし…

じゃあコロロ?

本物のブドウだけでは飽き足らずブドウ味のコロロも買ったけど…

今までグミと言えば『果汁グミ』一択やったけど、数年前に『コロロ』を初めて食べた時の衝撃は忘れられへんな…

なんかの雑誌で読んだけど、コロロのあの食感を作り出すために2年以上かかったらしいな…

本物のブドウの硬さとか弾力を計測して、その数値に限りなく近づける技術は企業秘密って…

確かにコロロの食感は数あるグミのラインナップの中では唯一無二やわ…

とまあ、どうでもいいことを無理やり頭の中でぐるぐる巡らせている間も右足は浮かせたまま。

いまだ暗闇の中、手探りで近くのソファにたどり着き、腰を下ろして、「フー」と一息。

『何か』を踏んでからここまで体感でおよそ2分。

心を整えるために要した時間。

いや~分かっていましたよ…

小中高と剣道で鍛えて分厚くカチカチだった足裏の皮膚は今やペラペラでプヨプヨ。

人並の足裏感覚は有していると自負しております。

コロロかな?あたりでおおよそ正解は導き出していましたが、その正解をすぐさま受け入れることはできませんでした。

コロロはブドウの皮と果肉感は見事に表現できていますが、はじけるような果汁感はそこまでではない。

じゃあ足の裏にまとわりつく果汁感は何?

答えは…お察しの通り、黒光りするアイツでした。

このアパートも比較的築年数が浅いし、今まで室内で害虫らしい害虫を見たこともないし…という説得力弱めの根拠からひねり出した「大丈夫!アイツではないやろ!」という勢いだけの希望的観測は打ち砕けました。

「せめて静かに死んでいてくれよ」と願いながら部屋の明かりを点けましたが、願いむなしく現場には仰向けになってもがき苦しむ彼(彼女?)の姿。

体格は中の上といったところ。

中身が半分出ている状態ですが、ひっくり返してあげれば今にもチョロQのごとく走り出しそうな勢いの足さばき。

生命力に感服です。

このまま彼について書き連ねても喜ぶ方は少ないと思うのでこの辺で止めておきましょう。

では話を戻して夜間のトイレについて。

そこまで戻るんかい!しかもお前の膀胱事情には興味もないし聞きたくないわ!という声には耳を塞いでおきます。

数年前は『寝る前に水をいっぱい飲んで就寝中のトイレ回数を多くして眠りに入る瞬間を何度も味わうキャンペーン』をしていたので、一晩で3~4回トイレに行くことはザラでした。

しかし最近は特に水を多く飲んでいるわけでもないのに、就寝中に必ず1回はトイレに向かいます。

毎日のことなのでそれが当たり前だと思って過ごしていましたが、そうでもないみたいです。

調べてみると、就寝中に排尿のために1回以上起きれば「夜間頻尿」という扱いらしいです。

1回でも起きたらアウトってのは手厳しいですね。

夜間頻尿の原因は様々で、

過活動膀胱や前立腺肥大による膀胱の蓄尿障害以外にも、過度の水分摂取、脳血管障害、糖尿病などの内分泌疾患、心不全などの循環器疾患などが関与しているらしいです。

睡眠時無呼吸症候群で睡眠が浅くなり目覚めてしまう結果、夜間頻尿になっている場合もあるみたいです。

いろいろ複雑ですね。

新型コロナの感染拡大が落ち着いたら病院で健診を受けてみようかと思います。

私のように多尿や頻尿の問題を抱えていてもすぐさま命にかかわることはほとんどありませんが、尿を作れなくなってしまうことで命にかかわることがあります。

それは、わんちゃんのブドウ中毒です。

やっと今日の本題にたどり着きました。

ブドウ中毒については、ご存知の方も多いかと思います。

わんちゃんのブドウ摂取による急性腎不全は約20年前にアメリカで報告されて以来、世界各国で報告されています。

※ねこちゃんのブドウ中毒についての詳細な報告はありませんが、わんちゃんと同様に注意が必要かと思われます。

症状としてはブドウ摂取後5~6時間で嘔吐が始まり、食欲減退や元気消失がみられます。その後に高カルシウム血症、高リン血症、高窒素血症、血中肝酵素の上昇、および尿比重の低下が認められるケースが多く、急性腎不全により乏尿(尿の生成が低下)や無尿(尿がまったく生成されない)に陥ると数日中に死亡することもあります。

要するに『ブドウを食べるとオシッコが作れなくなり死んでしまう』ということです。

ある報告によると死亡率は乏尿の場合は76%、無尿の場合は88%と言われています。

中毒物質としてブドウに付着したカビ毒や農薬、重金属、環境中の毒物、ブドウの未知の成分などが疑われていますが、今も特定されていません。

ブドウの皮だけを食べて急性腎不全になったケースもあるので油断ならないですね。

原因物質が特定されていないことから治療は対症療法や支持療法がメインとなりますが、積極的な治療をしても改善がみられないケースも多くあります。

腎障害を起こす摂取量はわんちゃんの体重1㎏あたりブドウで32g、レーズンでは11~30g以上と言われていますが、それ以下の量を摂取しても発症している症例や、それ以上の摂取量でも発症していない症例もあります。

ブドウの種類や生産環境による毒性物質の含有量の違い、摂取したわんちゃんの感受性の違いなどが考えられています。

ブドウはわんちゃんにも食べやすい形状なのでついつい食べさせたくなりますが、命にかかわることなので絶対に食べさせないでくださいね。

ちなみに個人的なおすすめは『瀬戸ジャイアンツ』です。

『瀬戸』は『瀬戸市』のことではなく『瀬戸内』のことです。

ブドウシーズンも終盤に差し掛かってきましたが、まだまだ注意が必要です。

もちろんブドウ果汁を含んでいるコロロも食べさせない方が良いでしょう。

でも、コロロを食べたことないという方はぜひ一度口にしてみてください。

グミの概念が変わりますよ。

来週はブドウを食べると中毒にはならないけれども大変なことになるまんもすです。

お楽しみに!