こんなことってあるんですね・・・
去る3月6日(日)、『認定動物看護師試験』がありました。
『認定動物看護師』とは「一般財団法人 動物看護師統一認定機構」のホームページから抜粋すると、
小動物、産業動物分野等の獣医療現場に従事する動物看護師で、
適切な知識と技能を持つことが動物看護師統一認定機構により認められた者に対して、
国際的にも広く知られた呼称として「認定動物看護師」を用いる。
「認定動物看護師」はわが国の動物看護学の確立と発展のために、
動物看護倫理に基づいた看護を実践し、看護研究に努めるとともに、
真の専門職となるように生涯学習を継続しなくてはならない。
そして、日本国民と動物たちの健康と福祉に貢献することが務めである。
と定義されています。
当院からの今回の受験者は『まうす』のみ・・・
なぜかというと、同じく受験資格を有していた他のスタッフはみんな去年合格していたからです・・・
悔し涙を飲んだ昨年の雪辱を果たすべく、彼女は寸暇を惜しんで勉強に明け暮れていました。
昨年は、他のスタッフたちと合同で勉強会を行い、
分からないところは『こっちゃん先生』や『いんちょー先生』の講義で補うという、
「オールせとけん体制」で臨みましたが、
「今年は自分一人の力でやれるところまで頑張る!!」と自分を律し、
背水の陣で試験当日まで努力を怠りませんでした。
そして試験当日・・・
試験会場で専門学校の学生さんと思しき、キャピキャピした子たちに囲まれながらも、
「絶対に落ちるわけにはいかない!!」という今まで味わったことのない緊張感でえずきながらも、
彼女は2時間20分に渡る、たった一人での戦いを終えることが出来ました。
今年の試験に彼女は相当な手ごたえを感じていました。
「間違いなく受かっている」と心の中では思えるくらいの出来でしたが、
「万が一落ちてたら恥ずかしいな・・・」という気持ちも少しあり、
「結構できたので多分大丈夫だと思うけど~~」と我々には言っていたのでした。
試験後は重圧から解放されて平穏な日々を送っていましたが、いよいよその日がやってきました。
運命の3月18日(金)、合格発表の日です・・・
その日彼女はちょうどお休みでした。
「合格してたら真っ先に連絡します」と約束していましたので、
我々は彼女からの「合格してましたーっ!!」の明るい連絡を朝から待ちわびていたのですが・・・
待てど暮らせどその日、せとけんの電話のベルが鳴ることはありませんでした・・・
翌日、出勤した彼女はまるでウサギさんのように真っ赤な目をしていました。
朝のミーティングで涙ながらに自分の不甲斐なさを詫びる彼女・・・
今までたくさん応援してくれたことに感謝の言葉を口にする彼女・・・
その姿からこの一年、彼女がどれだけ頑張ってきたのかを理解することは難しくありませんでした。
これまで応援してきた我々も涙を抑えることができませんでした。
最後のチャンスにはなるものの、来年も受験資格は残っています。
ですが完全燃焼してしまった『まうす』には、来年のことなんて何も考えられない状態でした。
我々も「来年もまた頑張ろう!」などと軽々しく口にすることもできず、
いつしか『認定動物看護師試験』の話は、せとけんではタブーとして扱われることになってしまいました。
それから数日が経ち・・・
まだ重苦しい雰囲気の残る、3月の終わり・・・
彼女の自宅へ「一般財団法人 動物看護師統一認定機構」から一通の茶封筒が送られてきました。
「不合格だって分かっているのにわざわざ結果をこんな丁寧に送ってこなくてもいいのに」と
思いながら彼女が開封してみると・・・

「・・・???」
「えっ、合格してるっ!!!私、受かってるっ!!!」
なんと彼女は認定動物看護師試験に合格していたのです。
えっ、どういうことかって?
いやいや、どうってことはありません。
『横並びに記されている』合格者受験番号を、彼女が『縦並びに記されている』と思って読んでいただけのこと・・・
そう、ただの『見間違い・思い違い』が原因でした・・・
おっちょこちょいですね、まうすくん。
我々も突然の合格の知らせに、嬉しさはこみあげてきたものの・・・
「なんじゃそりゃ・・・
もう一回くらいしっかり見直せよ・・・
たわけだわ・・・ヾ(~∇~;) 」
これが我々の率直な感想です(笑)
仲間の絆を描いた感動長編作品だと思ってここまで読み進められた方へ。
ご期待に添えず大変申し訳ございませんでした。
本日はエイプリルフールなので、言っても信じてもらえないかと思いますが、この話は実話です・・・
『まうす』本人も含め、登場人物全員が騙される、まさかの展開でした・・・
現在のところ、『まうす氏を除く』我々せとけんスタッフ一同は、
①『まうす氏』のニックネームを最近はやりの「ショーンK」に変更するかどうか
②『まうす氏』を励ますために『クサい言葉』を散々言わされた精神的苦痛に対する慰謝料の請求を行うかどうか
の2点について、顧問弁護士と慎重に協議しているところです。
くれぐれもみなさんが経歴を詐称される場合は、
『不合格』ではなく『合格』したと、イメージがプラスになるようにしてくださいね ヾ( ´ー`)ノ~
