違う意味で『しくじってる』のかな…
雪山だけでなく、雪が積もっていない山も大好きな『いんちょー』です。
私が初めて雪山に行ったのは恐らく3-4歳の頃…
『子供たちに雪遊びをさせてあげたい』という建前のもと、『実は自分たちがスキーをしたいだけ』という両親に連れられて、兄と一緒に連れて行ってもらった(連れて行かれた?)のが最初かと思います。
初めはソリ遊びをしていたのかと思いますが、そのうち『プラスチックスキー』なる、全くエッジが効かない恐ろしき乗り物を与えられ、ナイター営業中のアイスバーンで漫画ばりのスッテンコロリンをして顔面から着雪(着氷)し、大流血したという武勇伝を持っています。
(当の本人は全く覚えておりませんが…)
これが、『悪魔の乗り物』こと、プラスチックスキーだっ( ゚Д゚)

トラウマになってしまいそうな惨劇に遭いながらも、持ち前の前向きな精神をもって、その後も冬季は親公認でたま~~に学校をサボりながらもスキーに勤しみ、その後に登場したスノーボードもまぁまぁモノにすることが出来ました( `―´)ノ
(ゆたぼん要素が1-2%程度くらいあったかもしれませんが、私は社会人としては真っ当に過ごせております…)
時は過ぎ、大学時代…
「チャラ男のお遊びだろ」と馬鹿にしていたサーフィンでしたが、
同じ研究室だった『馬場っち』がサーフィン経験者だったので、誘われて千葉は外房の海へ。
(『馬場っち』、元気にしてますか?)
天気があまりよろしくなかったこともあったのでしょうが、波の力強さが子供の頃の海水浴のソレとは全く比較にならない…

高校時代は水泳部(かつ陸上部の長距離班)だったので、泳ぎと体力にはソレなりに自信があったのですが、波待ちをするはずの沖に出ることすらままならない…
目の前に迫りくる大波に何度も何度も押し戻されては沖に出ることを試みる、これを何時間もひたすら繰り返し、初めてのサーフィンは終了…(T_T)
波乗りに入ったにもかかわらず、その日の波乗り数は『0』…
サーフィンが全くもってチャラ男のお遊びではないことを身を持って体験し(実際に、本当に上手な方は紳士的で謙虚な方が多い印象です)、サーフィンに行けない時は近くのプールで泳ぎこみ、陸での練習用としてロングスケボーを購入し、切磋琢磨、日々精進!
これがロングスケボーです(‘ω’)ノ

その後、日々練習を重ねて、ロングスケボーでは安定して滑れるようになってきました。
このロングスケボーは普通のスケボーと違って体重移動が適切に出来ると平地でもかなりのスピードが出るのですが、長さがあるお陰で安定感が抜群なのです。そのうえ、テール部分をスライドさせるとブレーキをかけることも出来る(=パワースライドブレーキ)ので、スノーボードと似た感じに操ることも可能となってきました。

そんなある日、「高さのある山の上からスノーボードのように一気に滑り下ったら爽快なんじゃないの?」と思い立ち、2泊3日の旅行ついでにロングスケボーを片手に、長野県のとあるお山の頂上まで行ってみることにしました。
車で山頂まで登っている最中で、「傾斜とコーナーが結構キツいな…」と内心ビビってはいたのですが、『午後からは雨が降る』という予報だったのと、『わざわざせっかく長野まで来たのだから』という、山では御法度の考えに至ってしまい、いざ決行!!!(今ならばなんの迷いもなく決行中止の判断をしているのですがね…、若気の至りです…)
初めの第1-2コーナーはなんとか切り抜けられたのですが、続く第3-4コーナーと滑っていくうちに滑走スピードはみるみる上昇↑↑(;’∀’)
既にパワースライドブレーキで止められるようなスピードではなくなっていたので、「左足1本で乗りつつ、右足をアスファルトに擦り付けて減速できないか」とか色々チャレンジしてみたのですが、まぁ、うまいこと行かない…(*_*)
第4コーナーを過ぎた後からは、更なる急坂かつかなりの直線…( ;∀;)

とんでもないスピードが出始めて、安定感があるはずのロングスケボーの先端が、有り得ないほど大きく振動し始めました…
それでもなんとかスケボーの上には辛うじて乗っていられたのですが、目の前に急カーブが…しかも、ガートレールの先は崖…
「おぃおぃ、嘘だろ…」

①地面に飛び降りたらスタントマンのごとく、硬いアスファルトの上を転げ回ることになる…(しかもプロテクターは一切装着していない、なんなら上半身はTシャツ1枚…)
②でも、このままロングスケボーに乗っていたら崖下に落下=死ぬ可能性大…
おそらく数秒のことだったのだと思いますが、
①地面に飛び降りたらスタントマンのごとく、硬いアスファルトの上を転げ回ることになる…(しかもプロテクターは一切装着していない、なんなら上半身はTシャツ1枚…)⇔②でも、このままロングスケボーに乗っていたら崖下に落下=死ぬ可能性大…
上記の①⇔②が数秒間のうちに頭の中を複数回駆け巡った結果、絞り出した答えが①…
怖いですよ、大怪我をするって分かっていて飛び降りる選択をするのって…
木の蔦を足首に巻いて行っていたバンジージャンプの元祖と同じくらいの怖さです(たぶん…、しらんけど…)
当初の想定以上にアスファルトの上を転げ回り、幼少期のスキー時のソレと同じく、顔面を強打し大出血、おまけに口の中も切って、おまけのおまけに右手の親指を骨折…
(その後も予定通り旅行を続けたので、骨折の確定診断を受けたのは3日後でしたが…)
その直後に訪問した佐久市での『名物・鯉のあらい定食』は血の味しかしませんでした、とさ…(傷口に醤油が染みたこと、染みたこと(´;ω;`))
歩んでいる道のりがなんとなく似ていたので、いつか『ありぺい』が顔面血だらけで腕を吊り下げて出勤してくる日が来るのではないかと思い、『しくじり先生・俺みたいになるな!!』的に恥を晒すことを決意して臨んだ今回のブログでしたが、「あれから1回もスケボーしてません」発言にズコーッな感じです。
でもまぁ、賢明です。
だって、当たり前ですが、「アスファルトは、、、雪と違って、、、硬いよ…(-_-)」
さてお次は、大好きなバンドのZepp公演が奇跡的に当たって、浮かれているラッキー・ガール(?)です!