『仁義なき障壁たちとの戦い(-_-メ)』
一昨年前までは花粉症とは無縁だったため、この時期にズビズビしているスタッフには、
「花粉症ってツラそうだね~(´0ノ`*)」などと軽口を叩いていた私ですが…
昨年に初めて花粉症を発症し、「こんなにツラいものなのか…」と身にしみて感じました(ノω・、)
「去年の発症は何かの間違いで、今年はもしかしたら治っているかも!٩( ´◡` )」
と、何の根拠もない期待を抱いて迎えた今年でしたが…
昨年以上の花粉症の症状に、さらに苦しめられております(T△T)
この調子だと来年も花粉症は確定…。事前になにか対策を打とうかと画策中です。
しかし、最近の私を悩ませたり不快にさせたりするのは花粉だけではございません。
前回のブログで予告した通り、今回のタイトルである『仁義なき障壁たちとの戦い(-_-メ)』。
この障壁たち(『たち』いうくらいですから当然複数です)にもけっこう苦しめられております。
この障壁たちには、花粉と違ってこの時期だけではなく、季節に関係なく今後ずっと苦しめられることになるでしょうから、この機会にちょっとご紹介させてください。
それでは早速ですが、まず今回はその『代表的な存在』にスポットライトを当ててみましょう。
小細工なしにいきなり答えを言ってしまうと、その『代表的な存在』とはズバリ『人材紹介会社』です。
『人材紹介会社』、他の業界では既に馴染みのあるものなのかもしれませんが、
我々の動物業界では、おそらくここ1~2年位前に初めて出てきた輩だろうと思います。
少し前までは、たま~にFAXやメールを送り付けてくる程度だったのですが、
ここ最近はFAXやメールや電話での攻撃が、やたらと頻繁になってきています。
その理由は、彼らには『恥知らず』という概念がないらしく、信じられないほど『えげつない方法』で、
『求職者という商品』を、インターネットを利用して『無料で』仕入れているからです。
そしてその『恥を知らずに、えげつない方法で、無料で、仕入れた求職者という商品』を、
『その求職者の稼ぐであろう年収の30%分』という法外な金額で売り込んできます。
つまり当院の給与ベースで計算すると、彼らを利用して『トリマー兼動物看護師』を1名採用するのには、約100万円の費用がかかるということになるわけです…
このような話をすると、
「その人材紹介会社が求職者の掘り起こしをして自社の努力で集めた人材なのだから、
そのくらいの報酬を請求するのは妥当だろう」なんて言う人が出てくるかもしれませんが…
これは、とんでもない誤解です。
この人材紹介会社が求職者を掘り起こしたのではなく、求職者は元々その場にたくさんいるのです。
そして、求人募集をしている組織(動物病院やトリミングサロン)も元々その場にたくさんいるのです。
「求職も求人も人材紹介会社の努力のもとに発生したものではない」、ということです。
この人材紹介会社は何1つとして、新しい求職や求人を産んでいないのです。
頼んでもいないのに求職者・求人者の両者の間に無理やり顔を突っ込んできて、
「仲介してやったんだから紹介料をよこせ」というやり口なのです。
(こういうことをお仕事にされている方達をなんと呼ぶかご存知ですか(-_-メ)?)
求職者を魚に例えるなんて不適切かもしれませんが、それでも敢えて釣りで例えるとするならば…
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私は釣りが趣味なので、毎年川釣りを楽しんできました。
釣りにはルールがあるのでそのルールを守り、釣り場を荒らさないように常に心がけています。
今年も例年通りにルールを守って、いつもの場所で釣りを始めたのですが、
なぜか今年は魚が一匹も釣れない…。それどころか魚影さえ殆ど見えない…。
何故だろうと原因を調べてみると、何の断りもなく上流に超大規模なヤナが出来ていたのです。
生態系への影響も全く考えずに作られた、殆ど全ての魚を捕らえてしまう超大規模なヤナの存在のため、
ヤナの下流にはわずかな魚しか見られなくなってしまっていたのです。
それでも、諦めずに釣りをしている私に、そのヤナの運営スタッフが近付いてきて一言…
「我々の運営している釣り堀で、釣りをしてみてはいかがですか?
かなりの費用がかかりますが、よく釣れますよ( ̄― ̄)」
(例えの意味、分かりました?)
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つまり、この人材紹介会社がすることは、『インターネット上の最も上流に罠を仕掛けること』。
これだけです。
罠を仕掛ける仕組みさえ構築してしまえば、あとは獲物が罠にかかるのを待つだけです。
(そして、この罠の仕掛け方が本当にえげつないのです…)
仕掛けた罠に獲物が見事にかかる、騙されて自分から個人情報を入力して登録した獲物に、
即座に電話をして現況を聞き取り、簡単にまとめた情報をFAX・メールで送るだけで100万円…
これって、仕事って言えるのでしょうか?
そもそも『仕事をする』ってどういう意味なのでしょう?
仕事って、端的に言うと、『社会の役に立つことをする』ことだと思うのです。
報酬としてお金を貰えたりするのは、その結果に過ぎない。
それなのに、この結果ばかりを求めて、
『仕事をする』ことの本質を見失っているケースが世の中になんと多いことか…
当院としては、
「人材紹介会社などという輩に採用者一人あたり100万円以上もの大金を払うくらいだったら、
当院の既存スタッフにその分を還元したい」
本当に心の底から、そのように思っています。
紹介料を払った分だけ、スタッフへ回せる分が減るということです。
納得のいく給料が貰えなければ、どんなに志が高い人でも同じ姿勢を保ちつづけるのは難しいでしょう。
検査機器や手術設備に回そうと思っていた分も削らなければいけないことにもなります。
つまり、スタッフにも患者さんにも何にもプラスにならないのです。
ですから、今後も当院は絶対に『人材紹介会社』を利用することはありません。
いくら彼らにインターネットの最も上流に罠を仕掛けられていたとしても、
これからも『雇用条件を良くする』、『やりがいのある仕事環境を整える』などの正攻法で臨み続けます。
ですから、当院への就職を希望される方は、ご自身で調べて、ご自身で応募してきてください。
人生のうちの、少なくない時間を費やすことになるであろう大事な職場です。
どこの馬の骨とも分からない輩に頼ることなく、自分の力で見つける努力を怠らないでください。
「紹介してもらえると楽だからいっかな」なんて軽い気持ちで彼らを利用しないでください。
彼らは「あなたに幸せになって貰いたい」なんて、これっぽっちも思っていません。
彼らのお偉方は「楽して金儲け」、下っ端は「ノルマを達成して歩合を貰いたい」、という気持ちしかありません。
そんな彼らのカモにならないように注意してください。
(もし仮に下っ端が「ノルマを達成して歩合を貰いたい」という気持ちではなく、「一生懸命働いて社会貢献したい!」なんて本当に思っているとしたら、こんなに可哀想なことはありません。そんなあなたはそんな所で働いているような人間ではありません。もっと自分を活かせる職場を探してください。もちろん、人材紹介会社の紹介無しでね…)
最後になりますが、昔から彼らのような生業を営む者たちは、『手配師』と呼ばれています。
他人を働かせて、その上前をはねることを仕事(?)としている人達のことをこのように呼びます。
インターネット検索で『手配師 派遣』などと入力してみてください。
その真実を知ることが、今の日本を蝕んでいる問題に気づくきっかけになるかもしれません…
~~~あとがき~~~
今回紹介してきた『人材紹介会社』。
少し調べてみると、なんと教育出版業界では超有名な『あの会社』がバックにいるようでした。
下手に社名を出してしまうと面倒なことになりそうと思い、あえて社名を伏せてご紹介することに『チャレンジ』してみたわけですが、本来ならば実名を晒してやりたい所でした。
大企業にこそ、節度をもって、本当に社会の役に立つ仕事をして貰えることを願ってやみません。
(そもそも本当に真面目にやっていると『大企業』になんてなれないのですがね…)
次回のブログ担当は、私のこのような考えに強く賛同してくれているかもしれない、あの人です。